言葉にできない。
新しいココロ


翌朝。


何時ものように掃除をしていたら、うめがニヤリと笑いながら近づいてきた。

「ちー、愛されてるわね。」


「は?」

今朝、首筋にキスマークを見つけたため長い髪を束ねずに掃除をしていた。

見られた?と、一瞬心臓がハネる。


「もう、司ちゃんたら”
すみません、加減出来なくて失神させちゃって”
なんて言うんだもの。
あたし年甲斐もなく照れちゃったわよ。」


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