言葉にできない。

でも、信じてもらえないよね。


あたしは東條さんを苦しめる事しか出来ない。


そして、自分が東條さんを好きになってるって気付いた。



だから、あたしは誓ったの。




この気持ちは絶対に知られちゃいけないんだって。


あたしたち親子は相手を苦しめる事しか出来ない運命なんだ。
お母さんもこうやってあたしのお父さんと知り合って愛し合って、そして捨てられた。

捨てられてもなお好きで好きで、堪らなく好きで、心を少しずつ壊して行ったの。


< 97 / 238 >

この作品をシェア

pagetop