明日、別れましょう
「大丈夫か?」
「え……なに、が?」
「いや、二日酔い。お前が二日酔いっていったんだろ?」
「あ、そう。うん……ちょっと、気分悪いかも」
「見れば分かる」
そういった彼の手のひらが、頬に押し当てられる。
暖かくて気持ちいい。
目を閉じると、爽汰が頭を引き寄せてくれた。
彼の肩に寄りかかる。
「顔色悪すぎだっつーの。しんどいなら休めよ」
ため息混じり。
心配してくれてるってのがダイレクトに分かって、なんだか心がホクホク嬉しくなった。
と、同時に。
野村の顔が、頭から離れない。