愛を知らないあなたに
なぜこんなに浅葱さんと似た顔をしている?




「ふっ・・・本当に何も知らされていないのだな。雪女の末裔よ。」


くつくつと、不気味な笑みを浮かべる男。

キラキラと、日の光を浴びて、ネックレスが輝いた。




「知らされてないって、何を・・・。というか、なんで雪女の末裔って・・・・・・」


震えそうになる声を、必死にこらえて。

なんとか平静を装う。



こいつは一体、何者だ?

なんであたしが雪女の末裔だって知っている?


そして――何を知っている?







「なんで?ハハ、愚問だな。

この顔をみて分からぬとは。」



その言葉に、ハッとした。


まさか、コイツ――









「浅葱さんの、双子の片割れ?」






元仮面男は、ニヤリと・・・肯定するように、笑った。





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