潤愛
階段を降りようとした瞬間亮平が叫んだ。
亮平が自分の腕に力を入れるから
前に進めない。
「…聞いたの。利麻から聞いたの!利麻と亮平が…兄妹って事…」
―「…どうして?」
あたしがそう聞くと利麻は暫く黙ってしまった。
「…言って?」
あたしはもう一度口を開く。
「こんな事あたしも信じたくなかった。亮平が大好きで仕方なかっただけなのに…その想いさえ否定されたみたいだった。…亮平とあたしはね、兄妹なの。」
聞いた瞬間衝撃だった。