私と君の音が重なったとき
席を立った人もこれまたイケメン
ほへ~と、感心して見ていると席をたったばかりのイケメンさんがこちらをチラッとみた
へ?
その視線に気付いたのか、他の二人も私を見つめる
「ん?見かけない顔だぁ!転校生?美人だね(笑)」
え、もう片方のイケメンさんってこんなキャラだったの!?
もう頭の中がごちゃごちゃになって焦っている私
「…女なんかに構うな、楓雅(ふうが)。…行くぞ」
「…あぁ」
「チェッ」
そうして三人は消えていった