姫は孤独な黒猫様


その瞬間に前を通る影。


黒いパーカーのフードを深く被っていて、小柄な奴。


そいつは凛とした声で言った。


「やめな。」


キレイな…透き通るような声だった。



< 74 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop