浮気者はさようなら?
洸君からの、お呼出…


なにかな?
こくは…
あのイケメンが?
私に?あり得ないな…
じゃあ何だ?

雑用とか?


そんなこんなで三時限、四時限全く頭に入らなかった…


ついに昼休み。

洸君の言ったとうり、屋上のカギは空いていた。

[ガチャ]

空いた…なんだかんだ言って私は高校で屋上に入ったのは初めてだ。


うわっ…すごい綺麗。
町を一望できる。


あっ、大きな背中を見つけた。


「洸君!」

ふっと振り返った洸君はやっぱりかっこいい。
「おお、舞来たか。ありがとな!」

「うん…で、どうしたの??」

少しドキドキする。

「俺、お前の事



す……。」



「え?何?」


「好き…付き合わない?」



エ。洸君が私の事好き……

スキ…

あぁ、付き合わない?かぁ、

んー、、、?



付き合わない!?
好きなの!?

「うん…」

「なんで、考えてたこと分かるの?」

「全部声に出てたよ?w」


ウソ…声に出てたの!?
恥ずかしい…

身体全体が火照っていく感覚がした。

「んで、返事は?」

「あっ、付き合います!!」

「うんwじゃあ、コウって呼んでね?

約束ね?」

「分かった。洸!」






この時あんな事になるとはまだ、誰も知らなかった。








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