chu to him
彼にとってのおいしいコーヒー屋サンは
コンビニエンスストアのホットコーヒーだった。
1杯ごとに挽かれたドリップコーヒーは
私の手に優しく手渡されて…
コンビニエンスストアの一番奥の駐車場で
彼の車の中で…ゆっくり飲んだ。
「私、苦めのコーヒーが好きなの。
…ココのホットコーヒー、おいしいんだね。」
眩しい彼の目が少し観えた。
キラキラしていて…やっぱり眩しい。
「俺、大学の時から好きなんです。」
「うん…。」
「…貴女のコトが。」
「…うん。」
少しの嫌な予感が、確証された。
私は…またホットコーヒーを一口飲んで
右手で彼の左手をそっと握った。
「私ね。…好きな男性が、居るの。」
彼の左手はより…
強く私の右手を握り返していた。
けれど私は…受け止められない。
「でも俺…、初めて逢った時から
ずっと憧れて、好きだったから、
…亜希サンのコト諦めません。」
私は…この言葉を聞きたくなくて
彼の唇を私の唇で塞いだ。
小さくチュッと音が響いた。
「眞輔クンじゃ…ダメなの。ゴメンね。」
コンビニエンスストアのホットコーヒーだった。
1杯ごとに挽かれたドリップコーヒーは
私の手に優しく手渡されて…
コンビニエンスストアの一番奥の駐車場で
彼の車の中で…ゆっくり飲んだ。
「私、苦めのコーヒーが好きなの。
…ココのホットコーヒー、おいしいんだね。」
眩しい彼の目が少し観えた。
キラキラしていて…やっぱり眩しい。
「俺、大学の時から好きなんです。」
「うん…。」
「…貴女のコトが。」
「…うん。」
少しの嫌な予感が、確証された。
私は…またホットコーヒーを一口飲んで
右手で彼の左手をそっと握った。
「私ね。…好きな男性が、居るの。」
彼の左手はより…
強く私の右手を握り返していた。
けれど私は…受け止められない。
「でも俺…、初めて逢った時から
ずっと憧れて、好きだったから、
…亜希サンのコト諦めません。」
私は…この言葉を聞きたくなくて
彼の唇を私の唇で塞いだ。
小さくチュッと音が響いた。
「眞輔クンじゃ…ダメなの。ゴメンね。」
