お前、気に入った*


確かに、世の中は汚かった



だけど、俺はそんなに知らない



兄貴が居るし、俺は自由だった



なら、椿は何を背負っているんだろうか



「そっか…わかった


 考え方は個人だからな。


 極力言わねぇよ」



「ありがとうっ」




まただ。




また、胸が高鳴る……




顔が赤くなりそうだったので




顔を手で覆った




「どうしたの??


 あ、パスタ茹で足りてなかった??!」



「いや、パスタ美味いよ。」



「そっか、よかった…



 それじゃ、私はお風呂いってくるね」




そう言って、椿は着替えをとりに



ダイニングを出た



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