お前、気に入った*


櫻乃くんの腕からすり抜けようとすると


櫻乃くんに腕を掴まれた


「櫻乃くん……おはよ」


「ん…椿…………」


「寝てていいよ。

 
 私は、ご飯作ってくるから


 あと、昨日はありがとうね」


「ん?あー、うん……」


「今度なにかお礼するね」


「じゃあさ」


そう言って、私の腕を引っ張った


「キスしてよ」


「?!」


「好きな人にキスして欲しいー


 それ以外考えられないーー」


なんで甘いのよ!!!そんなに!!!


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