ここにいるよ


愛の形は人それぞれで

里子みたいに見守る愛

一樹みたいに不器用な愛

忍みたいに優しい愛


みんな、それぞれの愛し方で必死に相手を思ってる


みんなが幸せになればいいのに


中々、難しいね…

恋愛って…

でもね…私…

無理に背伸びするのはやめたんだ


今の自分が出来る精一杯で愛していこうと思うの


里子のキモチを尊重してもう何も言わない


里子には里子の形があるから


「それじゃ、合コン行ってきます」



笑顔で手を振って行こうとする里子に私も手を振る



「まぁ〜あいつ以上の奴はいないだろうけどね」


そう強がり満面ない笑顔で帰って行った




私も強くなりたい

このキモチは誰にも負けないっ!


そう胸を張っていくんだ


森村渚、17才

生涯、忍を愛する事を誓いますっ!



―――
――――
―――――


部活を終えて帰ろうと校門へ一樹からの預かった紙袋を持ち早歩き



ふと、校門に目を向けるとどこかで見覚えがある姿があった


門前では、部活終えた生徒達が騒々しい


ゴクリ、唾を飲む


会いたくなかった

会うのが怖かった

でも逃げられない



そこには―――



「こんにちは…」

待ち構えていたのは彼女…

涼子さんだったんだ



どうしよう…

逃げられないよ…

助けて…

忍……………
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