俺はお前の嫌いな成分で出来ている【完】
嫌いで好き
「いやだ」
さっきのあなたはどこへ行ったの?と聞きたくなるくらい、
優しい声。
後ろにある温もりは優しい力で私を相変わらず抱きしめている。
どうしてあなたは――私の望む態度で私に接してくれないの?
どうしてそんなに優しいの?
< 23 / 26 >

この作品をシェア

pagetop