生きているというしあわせ

暗い世の中で
by 幸太
幸せな世の中などない。おれには...今まで、何度、思ったことか、わからない。でも、あの子を見てから、変わった。俺の中で、何かが動き出している。今までとは違う何かが…いつものように、病院にいく。病院に向かう途中、あの子がいた。あの子の名は、瑠璃奈。俺と同じ年で、いつも、ノートに何か書いている。俺は、いつも、不思議に思いながら、診察室に行く。俺の病気は、喘息。2週間に一度のペースで、病院にいく。それにしても、気になるな。あの子、あそこで何をしているんだろう。



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