本当の幸せを君に…
「あらぁ~!!!陸斗君じゃない!!!どうしたの!?」
「お邪魔します」
「数学教えてもらうの!」
「あらあら、どうぞ~」
  
「陸斗にぃ,部屋行こう!」
「おう」

がちゃ…
「どーぞ」
「どーも…てか…雑誌と服ばっかだな?片づけろよ」
「えぇ?これが落ち着くんじゃない」
「まじ?まぁいいや。数学するぞ」
「…うっそ~!私数学大丈夫だし!」
「は!?じゃあ何のために…」

数学教えなくていいの?
でもよく考えれば…律て数学の点数よかったよな…
「話すためだよ。優のこと」
「え?」
「だってあのまま教室で話しててもバレる確率大きいし、準備室行ったら他の生徒からすると余計怪しまれるし?」

律…お前…
「まじ良い子…」
「今更知ったの?」
「ありがとな」
「あとは…ちょっと忠告も含めて。」
「私は陸斗にぃより優の味方だから。私を敵にすると怖いわよ?」

その表情にヒヤッとした…敵にする?俺が律を?

「…お…う?」

「陸斗にぃってブッチャケ束縛魔しすぎじゃない?無意識かもしれないけど結構苦しめると思うよ」
「まじ?」
俺は律に言われて考えてみるけど、どうも思い当たらない。
「今はまだ分かんないのか~。まぁそのうち分かる時が来るんじゃない?後悔しないようにね」
「おう…」
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