役割:イジワル幼なじみの彼女
「別に結構です」


あたしは陸真とは反対の方を向いて
台本を読み始めた。


そんなあたしの目の前に大きな影が
できる。

原因は陸真。


「暗くて文字が見えないからどいて?」


「優梨に拒否権ねーの。ほら。練習するぞ」


あたしは半ば無理矢理一緒に練習させられる。


……ま。いっか。





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