矢野さん
「え?でも今週の土曜日二人で映画見に行くんでしょ?アドレス交換してないの?」
――!!
祐子さんの言葉に矢野も俺も固まる。
「あれ?矢野さんにチケットあげたよね?一緒に行くんじゃないの?行かないの?橘くん私とは一緒に行こうって言ってたくせに矢野さんとは行かないの?」
不満気な顔して俺を見る祐子さんの疑問攻撃に思わずたじろぐ。
「いや……その……」
やめてくれー……もうやめてくれー!!
俺が悪かった!素直に矢野のにありがとうを言えばこんな事にはならなかったはず!
しかもなんか祐子さんちょっと怒ってない?矢野を蔑ろしたのバレたか……。
このままじゃ俺のイケてる好感度がさがる……。
あーもう!こうなったらヤケクソだ!!
「俺はすっっごく矢野さんと行きたいんだけど、断られてさ」
「はぁ!?」
俺の言い訳におもいっきり不機嫌な顔をする矢野。
――!!
祐子さんの言葉に矢野も俺も固まる。
「あれ?矢野さんにチケットあげたよね?一緒に行くんじゃないの?行かないの?橘くん私とは一緒に行こうって言ってたくせに矢野さんとは行かないの?」
不満気な顔して俺を見る祐子さんの疑問攻撃に思わずたじろぐ。
「いや……その……」
やめてくれー……もうやめてくれー!!
俺が悪かった!素直に矢野のにありがとうを言えばこんな事にはならなかったはず!
しかもなんか祐子さんちょっと怒ってない?矢野を蔑ろしたのバレたか……。
このままじゃ俺のイケてる好感度がさがる……。
あーもう!こうなったらヤケクソだ!!
「俺はすっっごく矢野さんと行きたいんだけど、断られてさ」
「はぁ!?」
俺の言い訳におもいっきり不機嫌な顔をする矢野。