あの夏のキミへ
頭が真っ白になった。

うそでしょ。

そんなのうそだよ。

「意味…わかんない。」

「にしだ…「うそですよね?!!!!!うそって言ってくださいっ!!!!」

「残念ながら…………本当なんだよ…」

悔しそうに唇を噛む先生たち。

足から力が抜けていく感覚がして、床にペタンとへたりこんでしまった。

「う…そだぁっ……」

わたしも唇を噛んだ。

しょっぱい、血の味が口の中に広がる。

悲しみというより、罪悪感の方が何十倍も、何百倍も大きかった。
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