携帯フケータイ。
「便利なモンが増えるのはいいけどよ、便利すぎると人間頭使わんくなるべ?だから何でも程々がいいのよ」

「本当ですね……」

素直に肯定したのがよかったのか。

おっさんはご機嫌な顔で俺から荷物を一つ取り上げて言った。

「お前、ちゃらちゃらしたカッコしてる割にいい奴だなぁ」

そして早足で歩き出す。

「早よ来いや。うち行けば時計も電話もあるしよ」



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