初恋、嘘恋、片恋。





「美咲ー。あ、あんたたちも一緒だったんだ」





「晶ちゃーん!あのね…昨日1人で寝たんだよー…。」





晶ちゃんが、今川君と楽しそうに歩いてきた。




どことなく、2人の距離が縮まっているようにみえた。





「ごめんごめん…(ボソッ…海でも抜けちゃうかも…♡」




あたしだけに聞こえるような声で晶ちゃんがいった。






「…リア充め…。」





あたしは、だれにも聞こえない位の声でそう、呟いた。




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