優しさ、そして愛


「僕は佐山馨!!

 馨って呼んでね!!」





うん、可愛い





何だろう、この天使みたいな
キラキラ笑顔は





眩しくて直視できないよ






ハニーブラウンの髪に
緩くパーマがかかっている






「よろしくね!杏ちゃん」





そう言って満面の笑みで
私の両手を握ってくれた






あまりの可愛さに
頷くことしかできなかった







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