先生・・・。
『せっ・・・・・・な・・・・・・センセ』

『世名って・・・・・・。もしかしてあん時のコーチか!』

『撫子。ヤバいんじゃない?口止めしないと』

『あんた、世名コーチに言ったらどうなるか分かってるよね!?』

撫子の視線は怖かった。

千遥は、コクリとだけうなづき下を向いた。

『じゃ、明日午後の4時にここに来てね。こないと・・・・・・分かってるよね?』

と言い残し、撫子、詩織、蘭は帰って行った。

千遥は、寮に戻ることにした。

でも、何カ所か傷ができてる。

(誰か先生に見られたらめんどくさいことなるなぁ)

千遥は小走りで寮に向かった。

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