先生・・・。
『さやか、いる?入っていい?』

さやかセンセは千遥の目を見てベッドを指差した。

千遥は、うなづきベッドのカーテンを閉めてベッドに入った。

その時、ベージュのカーディガンを脱いで、ベッドの隅に置いた。

『世名、入っていいよ』

ガラガラガラガラ。

『さやか、千遥にいくらメールしても返信がこんし、電話してもでんし。寮に帰ってこんのよ』

『如月さんなら、そこで寝てるわよ。図書館行ったら寝てたから。運んできてあげたの』

『そっ・・・・・・そうか。よかった。じゃ、起こすんかわいそうやから泊めてもらってええか?』

『いいわよ。じゃ、バイバイ、世名』

『バイバイ。さやか』

と言って出て行った。

『如月さん。おいで』

千遥は、そう言われたからベッドから出た。

『なんか腹減ったか?なんか食べに行く?』

『いや・・・・・・別に・・・・・・いいで・・・・・・す』

千遥のお腹がなった。

『ふふ、身体は正直ね。行きましょっか』

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