先生・・・。
『千遥ちゃん。そういえばアドレス交換してなかったね。教えてよ、アドレス』

『えっ・・・・・・うっ・・・・・・うん』

撫子の担任の前だったから断れなかった。

アドレスを教えてしまった。

『あっ、私お手洗い行ってくるね。撫子ちゃんバイバイ!』

と言い千遥は逃げるようにトイレに向かった。

一番奥の個室に駆け込んだ。

(ハァ、ハァ。もうこないよね)

千遥は、油断したのだ。

ビシャァッ。

上から水が降ってきた。

『アハハ、撫子うける』

(この声は、詩織。ってことは蘭もいて3人そろった!?)

『千遥、出てこいよ!』

千遥は、おとなしく出てきた。
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