オフィスの危険はつきもの

ーー…あぁ、わたしなにしてんだろう。

フラフラと外出てきてしまった私は、
風当たりがいい裏庭へ足を運んだ。

風が靡く音が
すこし髪を揺らしたその時。

「うわあああああああん、」

建物から喚き声が響く。

「…………うっ」


甲高い喚き声を聞いて私もすこし拳を握りしめ、嗚咽を抑えるように涙をこらえる。


(お母さん、お父さんーー

私を産んで、ーーーー今は幸せですか?)


だけど少しすると甲高い鳴き声が

建物から聞こえなくなり今度は火が燃える焦げる匂いが鼻につーんと伝わった。

その匂いに私もふと自然に泣き止む。

そして空を見上げると、真っ青な空に場違いという黒雲がもくもくと流れ出していた。

煙を熱い涙こみあげるその目で、
じっと見つめる。

(お母さん、お父さんーーー)


ーーーー私……

「生まれ変わって見せるね。」


今ひとりぼっちだったこと。

自分が変わりたいからこそ、強い決心をしたあたしは…何もしらずに……
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

*恋模様*
枝梨/著

総文字数/112,349

恋愛(その他)338ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「…先輩、もっとキスしてっ?」 いつも先輩に甘えん坊な、可愛い女の子。 ―姫乃― 「……お前とキスするかっつーの」 いつも、冷たい&どSで激しい先輩。 ―雄大―

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop