オオカミくんに、食べられちゃった赤ずきん






「ねぇ、ねぇ大神くん

どうして私と付き合おうと思ったの?」



「さぁ、それはキミが危なっかしいからじゃないかな?」



「じゃあ、どうしてぎゅっ、て抱きしめてくれるの」



「それはまぁ、好きだからだろうね」




「じゃ、じゃあ大神くんが今

私に顔を近付けているのはどうして?」



「それはね……」


グイー!


「んん……っ!」




「こうやって、キミの事を、食べるためだよ。」



ーー
ーーー。

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