俺の嫁は、白血病だった

そんなことを考えていたら、夢が突然泣き出した。

夢「いやぁぁぁぁあああああああ!!!ママを焼かないで!!ママ返して!!!」

 「夢!!もうっ!!ママ帰ってこんねん!!二度と笑ってくれへんねん!!どんなに...願ってももうっ...帰ってこうへんねん!!」

夢「パパぁ!!!!!」

夢に言った言葉は、俺自身に言い聞かせているようなものだった。

だから、俺も前に進む為に夢に優しく、

「ママのこと、絶対忘れへんかったらママにずっと会える。ママは、俺らの心におるから。」

夢「うん!!!」
< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop