マンガみたいな事が起きました。



なんて分析してる暇なんかない!


綺麗な顔が近づけば
あたしだってドキドキぐらいする。


「舞」


耳元で名前を呼ばれ、
セクシーな低い声に頬が熱くなるのを感じた。


「胸、見えたけど。
…………誘ってんの?」


さ、さ、さ、誘っ……!?


「まぁ、これから見るし?
触るし?
…………イロイロするし?
べつにいいけどね」


「な、な、な☆※〓♭□◆@!!?」


さっきまでは頬だけが熱かったけど、
今は身体全体が熱を帯びている。


ってか!!


「先生、そんなキャラでしたっけ?」



優しい王子様な先生は何処へ?



「ん?
王子様なんかじゃないけど?」



チュッと胸のあたりにキスを落とした。




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