マンガみたいな事が起きました。

お父さんもお母さんも全てを知ってるみたいで、あたしを気にかけて優しくしてくれた。


ちょっと前まではこれが当たり前だった。


あたしの誕生日を境に環境が変わって、

あたしの家族への想いも変わった。


「お土産買ったんだよー」


「舞が買ってきたものなら何でも嬉しい」


「もうっ、あなたったら~♡」


あははは


車内に笑いが零れる。


うん、大丈夫。


渉が戦うならあたしも戦うよ。




< 246 / 341 >

この作品をシェア

pagetop