マンガみたいな事が起きました。


「んやぁっ……」


甘い声が漏れて


絡まる音が耳に聞こえて……


優しく頬を包む温かい手の平。


「わた、る……っ」


止まないキスに苦しくなるけど、


そのまま止めてほしくない。


それでも息が続かなくて


渉の肩を叩くとスッと離れてくれた。


でもそれは一瞬で、


気付けばまた捕まってる。



その繰り返しを何度もする。




< 275 / 341 >

この作品をシェア

pagetop