チャット恋愛注意報!!2 ~メガネ男子とハプニングkiss !?~ (旧)


「よっしゃ、しゅっぱーつ」




運転席からの明るい声と、『シートベルトして、どっかに掴まっといて』と言って苦笑いを浮かべるYUKI。

慌ててシートベルトをした直後、車が猛烈発進。






……その運転は、まるでジェットコースター。

お義兄さんは音楽を聴きながら……というか歌いながら上機嫌でハンドルを切り、私の隣に居るYUKIは澄ました顔で窓の外を見ていた。


一方の私はあまりのスピードと乱暴さに何度も悲鳴を上げそうになり、最後はもう、放心状態……。



どこを通ってどう進んだか全くわからないけれど、ハッと気がついた時、車は見知らぬ場所に停まっていた。


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