小雪くんが私に冷たい理由。
そのまま小雪くんについて行くと、たどり着いたのは屋上だった。




すっごい晴天だぁ。




「安藤さん」



「はい…って、わわっ」




名前を呼ばれたかと思い、小雪くんの方へ視線をうつすと、ぎゅっ、と抱きしめられた。





………






どれくらいそうしていたか分からない。





1分かもしれないし、1時間かもしれない。




もしかしたら一秒なのかもしれないけど、私達は抱き合っていた。






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