小雪くんが私に冷たい理由。
「私は、どんな小雪くんでも好きだから。だからありのままでいいと思うんだ」





自分で言っておきながらも、今一瞬だけアナと雪の女王の曲が流れたのは秘密。






「ありがとう、安藤さん」





そう言って、もう一度私を大切に大切に





抱きしめてくれたんだ。






「好きだよ、安藤さん」






そう言って小雪くんは、






私に優しい優しい





キスをした。




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