俺様優等生、猫かぶり少女の恋物語
「何で、こんな間が悪い時にいつも…ヒック来るのよぉ」

咲が涙を手で拭いながら翔に話しかける

「何でって…泣き声が聞こえたから…」

「何の…ようなの…ヒック」

咲が途切れ途切れ話すなか翔は真顔で
忘れ物を取りに来たと、言った

「じゃあ…俺帰るわ…」

そのまま咲を放っておいてドアへ向かう

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