きっとまたいつか


そしてついに旅行の日‼︎


俺が誘ったあの日から結菜は毎日楽しそうに雑誌を読んでいた



その姿がすっげぇ可愛いんだわ//




「拓ちゃん早く準備してよー」

「待てって」

「だから昨日やっておけばよかったのにー!」

「大丈夫だって」



結菜とこんな会話したの久しぶりだな


どんだけ俺サイテーなことしてきたんだよ




♪プルル…プルル…♪


突然俺のケータイの着信がなった


こんな早く誰だよ



「もしもし」

『あ、拓弥くん?』


それは俺の職場の美容院からだった


『実は今日の予約多くてさー
人手足りないんだよねー』



嫌な予感…


『悪いんだけど今日だけ来てくれない?
休みは今度いつでもあげるからさー』


「今日は無理です」

『はぁ…
君さー、新人なんだから先輩の手伝いちゃんとやってもらわなきゃ困るよー』


あーもう!うぜぇな…


『とにかく来い!』

ブチッ ツーツー


もう最悪だ



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