愛してるの言葉が欲しい

バサバサっ、…!


「!、…行こうっ、」


重たい資料達が大きな音を立てて床に落ちると、先輩達は慌てたように階段を登って行った



ーーさて
私は姿を見られる前に、お暇して…


「あ、っあの…」


聞こえたか細い声に、思わずため息


一瞬無視しようかとも思ったけどーーいや、それより


「、あれ、上田さん…何か資料室に用事ですか?私今から行くんで、序でに何か持ってきます?」


私は知りません見てません、聞こえてません


まるでさも今気付きました、といった感じで資料を拾いながら見上げる



「あ、っいえ…用事はないんですけど…、今ーー」


「そうですか、じゃあ…私急いでるんで、失礼します」



.
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小平 美奈 26歳 高齢処女(予備軍) 彼氏いない歴=年齢 いまどきそんなことも珍しいことじゃない そう思いつつも結婚していく友達の話 妊娠した友達の話 離婚してシングルマザーの友達の話 聞けば聞くほど自分が欠陥品のように思えて 26歳で婚活、はじめました 初めて人に告白しました (ふられました) 初めて彼氏できました (ふられました) ――1回目から上手くいくなんてそんなの小説の中の話だな! なんだよ、私が欠陥品だからいけないの? 世の中こんなやつが結婚してんの!?ってやるいるじゃん!!!! あ~、結婚ほんとにしたいのか? 好きな人がほしいのか? 子どもがほしいのか? 世間体が気になるのか? 私、婚活迷子です。 *作者の過去の実体験に塩胡椒コンソメ味付けした感じです。 女子の本音(汚い部分)たくさんでてきます。

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