Marius−マリウス−後編
木々が生い茂り薄暗く湿気を帯びた樹海に、地球の人間とは異なる気配を漂わせたまるで死んだように倒れ混んでいた。
「…うっ」
最初に意識を取り戻したのは、ケンペクトだった。
「ううん…」
ケンペクトは、2、3度小さく呻くとゆっくりと目を開け、ゆっくりと上体を起こし、じわっと頭上を見渡した。
「…ここが、地球か…」
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