新宿のデカ
検挙するため、新宿区内を回る。


 島田も基本的に同調し、共に行っていた。


 入庁してから二十年ほど経ち、昔ながらの刑事だったので、歩いて回ることの方が得意だ。


 まあ、警察官はいろんなタイプの人間がいるので、捜査に関しては百人百様なのだが……。
 

 日曜の午後はリビングの椅子に座り、読書していた。


 買っていた文庫本を読みながら、時間を潰す。


 思っていた。


 また明日から通常通り仕事だなと。


 警察の役割が終わることはない。


 国家が続く限り。


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