日本暗殺
「…いいんだ優里奈…――もういいんだ」
テーブルに突っ伏したまま泣き崩れる私の髪に、そっと、希里斗の手が触れる
瞼の裏から込み上げる熱は顔全体に広がった
知らされ、訪れる現実への決して枯れることのない悲しみの涙が、憎しみの涙が、いつまでも私の頬を濡らし続ける
何がもういいのだろう
まだほんの18なのに
私達が、希里斗が、何をしたというの?
なんで…どうして希里斗なの?
「――ごめん…希里斗…ごめんね――」
嗚咽をぬって、ようやく一言、そう言った