一週間だけ付き合って



「お願いします。ここで出会ったのも何かの縁ですし…。

それに私お粥の材料教えて差し上げたでしょう?

そのお礼と思って…」



チッ。そういう手か。お礼とかありえねえよ。頼んでねえし。


「ありがとうございます。でもただの熱ですし。本当大丈夫ですから。」


「え、じゃあちょっとどこかお茶でも…」


なんでそうなるんだよ!
こういう女マジ嫌い。


「遠慮しておきます。
早く帰りたいんで。」


「じゃ、じゃあお粥、作れるんですか。お粥って結構難しいんですよ。」


えっ、難しいのか?
作ったことないし、作れるのか? 俺。
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