愛されることの奇跡、愛することの軌跡
『ほら、そこだよ。大人の顔色伺って、何が面白いの?まぁ、健吾に対しては俺が許す。くだけちゃいな、玲奈っち』

美郷が続けざまに

『玲奈は内弁慶なのよ。家族の前とうちらの前と全然違うの』
「そんなぁ、二人で責めないでよぉ。橋本先生、助けてよぉ」
『そうそう、それでいいの』

テッちゃんは満足そう。

『あとひとつ、ここには先生も教師もいませーん。健吾も切り替えて、親友の彼女とその友達として接することを望みます』

いい終えると、テッちゃんは肉を頬張った。

『お前も変わらないな。そんな軟派な高校教師でいいのかよ』

橋本先生は呆れた声で話す。
< 77 / 548 >

この作品をシェア

pagetop