偽装アイ。

きっかけ





それに気づいたのは付き合って1ヶ月後ぐらいだったーーー。




最初はほんとに些細なことだった



夏休みも終わり私は夏休みの思い出とかを茉奈に話していた



この頃には嫌がらせもなくなっていて



ほんとに楽しい毎日を送っていた



「いいよなー結愛はー」



「なにがー?」



茉奈が突然いってきた



「だってー夏休み中ずぅーっと!!今井くんと一緒にいられたんだからさー」



「そんなに毎日会ってたわけじゃないよー」



まあ、メールとか電話とかはしてたけど



「でもさでもさ!あんなかっこいい彼氏がいてほんと羨ましいよー」



そんな話をしていると近くにいた小林くんが話に入ってきた



「なーにいじけてんだよ!唯川ー」



「だってさー友達には素敵な彼氏がいるのに私は…もぅ夏休みの思い出なんて消えちゃえー!!」



あ、荒れてんなー



「もー茉奈落ち着いて」



私がなだめていると話を聞いていた小林くんが



「そうだよな!一人で過ごす夏休みなんて寂しいよな!!わかるよーお前の気持ち」



腕を組みながらうんうんと頷いていった








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