偽装アイ。
『そう!
生徒会室はもちろんカフェテリアとかの優遇とか、遅刻もあまり怒られないらしいよ?
あと屋上も生徒会メンバーしか使えないしー』
そうだ、屋上は生徒会メンバーしか使えないんだ
「すみません。癖で…つい」
私は目の前の人に謝った
「癖?…お前」
男の人は私を見たあと
あぁ!といって納得した
「お前、転校生か」
「はい、そうです。」
この人会ったことないのになんで私のこと知ってるの?
「なるほど、前の学校ではよく屋上に来ていたんだな
ま、確かに居心地はいいが」
この人、何者?
生徒会の人ではあるんだろうけど
見た感じそうは見えない
ズボンは腰まで下げ、ネクタイは緩めている
ブレザーのボタンも全部開け、ポロシャツのボタンも第2まで開けている
私はその人の格好を見ているとあるものがついているのに気づいた
「それって…」