大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない
「はい、お疲れ。」
私はお茶とタオルを手渡した。
「さんきゅー。」
優夜は受け取ったお茶を飲む。
なんか、汗が光を浴びて輝いてるのが、かっこよく見える。
そして、つい、
「ねぇ、ぎゅーって抱き締めてくれないの?」
お茶を飲み終わった優夜に聞いた。
確か、私、こんなキャラじゃないよね。
「なんか、今日のお前、可愛いな。
いつも可愛いけど、今日は格別だな。
いいよ、ぎゅーってしてやる。」
そういって、優夜は、
座っていた椅子から立ち上がる。