近距離幼なじみ



やった!俊哉やさしっ!


好きだよぉー(*ノ∀ノ)



「おいお前」


ぐいっと腕をもってきたのは


「俺と帰んなきゃなんねーよ。
ヒマ人さんよぉ」


翔太だった。


「は?なにそれ!あんた部活じゃん!」



「待っとけよ」


「なにそれ!別にあたしの勝手じゃん!
1人で帰れっ!」



「お前は強制」


あー‼︎‼︎もう!


「もーなんなの?別に翔太が
いなくても帰れるし!いちいち
帰るなんておかしくない?!」


「…………」


え。


なにそれ。



なによ。その顔…………。



翔太の顔は、悔しそうな辛そうな顔だった。




< 20 / 86 >

この作品をシェア

pagetop