彼の愛情はストーカー並だ。


《ポタッ。ポタッ。》


「うっ…。うっ…。」


ゴメンね、ゴメンね拍くん、ずっと誤解して…

私…とんでもないことしてたんだ…


拍くん…


《シャーーー》


「梨麻…起きて…」


「うっ…夏目…グズわ、私…勘違いしてて…拍くんのこと…グズ」


わかってあげられなかった。。


「よし。よし。梨麻、後悔してるなら謝りに言ってこいよ!あいつは、ずっと梨麻を一途に想い続けていたんだ」



「うっ…グズわたし、言ってくる!ちゃんと和解したい!グズ」



「それでこそ。俺の梨麻だ」


「ありがとう!夏目」


ガラガラ


私は、拍くんの元へ保健室をあとにした
< 71 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop