私の中の君の存在
転入生
「転入生を紹介しまーす。では、金井君こちらに」

と、教室に入ってきたのは美少年だった。

「金井涼です。よろしくお願いします」

金井涼?どっかで聞いたことあるような‥

ところで、さっきから女子達の目が輝いてるんだけど。

うーん、どっかで見たことがあるような。

困った時には幼馴染に相談。

「というわけで、みんな、仲良くしてやれよ。金井君の席は、あそこの空いている席だ」

といって、指差したのは私の隣の隣の席。

放課後になると、私は幼馴染と帰る。

気になっていたあの事を聞いてみる。

「そういえば、転入生の事だけど‥」
< 1 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop