ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
山南は遥をあやすように撫でた
総司「あれ…山南さん…?」
左之「土方さんが見たら怒るぞ」
新八「行こう!」
……………………………………
平助「何やってんだよ…遥ぁ…」
遥「あ…平助!!!」
平助「土方さん見たら大変だぞ?」
遥は平助の両頬に手を添えて引き寄せた
遥「黙って聞いて。伊東甲子太郎がいる…こっちを見てるから……」
平助「分かった分かった……離れて」
総司「山南さんと、平助を手玉に取るなんて………」
遥「面倒くせぇ……」ボソッ
総司「何っっっ!!!」
遥は平助同様に引き寄せ
遥「伊東甲子太郎がいる……山南さんは私を守ろうとしてるだけ…後ろ見ないで…普通にして…良い?」
総司「ワカリマシタ」ボソッ
総司「私も座ろ~っと……」
左之や新八も座り、談笑が始まった
遥「どんな世の中が理想?」
左之「俺は遥のいた時代だなぁ」
新八「確かに…女は絶品ばかりだったな」
平助「遥の世になるように…尊王攘夷にならないと………」
山南「私もそう思います」
遥「外国の物ばかりだから…鎖国は止めないと…」
山南「私も遥と同じ意見ですよ」
遥「山南さんと思想が同じなんて…
嬉しいなぁ~~~~~~~」
山南「近藤さんの説得は大変ですよ?」
遥「皆が幸せに暮らせるようになるなら……杉浦遥!頑張ります!!!」
山南「クスッ! 皆で頑張りましょう
遥…あなたなら出来る」