ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
土方「呼び鈴があるなら早く言えよ」
遥「ごめんごめん……忘れてた」
山南「上手くいくでしょうか」
遥「まだやってもいないのに
落ち込まないで下さいよ~~
此からですよっっっ!!!」
山南「はい……………………………」
遥「どうしたんですか?」
山南「私は…………総長として何か出来ていますか?」
遥「山南さん…近藤さんは忙しいし、土方は怖くて物申すこともできない。
あなたがどれだけ隊士達に安らぎを与えてると思ってるんですか…………
私も……恋仲でありながら、土方とは思想が違うから世の中については話せないし………。 山南さんは私の安らぎでもあり、逃げ場でもあるんです……私には山南さんが必要です」
山南「遥…………」
土方「そうだな……遥の言うとおりだ」
遥「良いですか?大きな柱が二本くっついて建っていたら家は壊れてしまいますよね?
でも、もう一本支えて上げると…
土台は出来ます」
トランプを組に見立て、マッチを幹部に見立てて説明する遥
遥「それに……組長達があなた達三人をを支えて…
平隊士が組長を支えて……
新選組が成り立つんです
重いかもしれませんが……
この二人がくっついている以上
山南さんが支えてあげないと……」
山南マッチ棒を取る遥
遥「いくら局長が幕府を讃えても
完璧な土方が局長を支えても
幹部が束になって土方と近藤さんを支えても……
新選組自体が崩壊です」
土方「……………………………………
お前……分かりやすいな……」
遥「山南さん………あなたが今いなくなったら………新選組は終わります……
辛かったら…私…馬鹿だけど…支えになります!!! 新選組を助けられるのは山南さんしか……………………………………
いないんですっっっ!!!」
土方「お前……すげぇなぁ………
それ、後で教えてくれ……………」
遥「良いですよ?山南さん!」
山南「責任重大ですね」