2番目に好きな人との結婚
* 悪 *


「澪………」


自分の腕で身体をきつく抱き締めて、俯いている私の目に 和也の靴が映った……


……!!


その瞬間に もう抱き締められていた……



「澪…澪……会いたかった!」


痛い程に…きつく…


「会いたかった…本当に…」




……嘘だ!嘘だ、嘘だ、嘘だ!


和也の背中に回しそうな腕に 更に強く力を入れて 自分を縛り、頭の中で 嘘だ!……と 叫び続けた……

< 44 / 330 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop